💡この記事でこんなことがわかります
・お迎え時に実際にそろえたもの
・6年飼って「本当に必要だったもの」「なくてもよかったもの」
・チンチラのお迎えにかかった初期費用の実額
・毎月の消耗品代・保険料の目安
チンチラを飼ってみたいと思ったとき、「最初に何を用意すればいいの?」「ケージ以外に必要なものは?」「結局いくらくらいかかる?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
我が家では、スタンダードグレーのチンチラ・こたろうをお迎えして6年になります。振り返ってみると、お迎え当初は「必要かもしれない」と思ってかなり色々なものを買いました。そして6年経った今も使い続けているものがある一方で「これは別に買わなくてもよかったな……」というものも結構あります。
今回は、こたろうを迎えたときに実際にそろえたものと、6年飼ってみて分かった「本当に必要だったもの」「なくてもよかったもの」、そして初期費用についてまとめます。
※価格は購入時期やショップによってかなり変わるため、あくまで目安として見てくださいね。
チンチラを迎えるとき、我が家が最初にそろえたもの
まず、こたろうを迎えるにあたって用意したものをざっと並べます。
ケージ・ケージ周り
我が家が選んだケージは、SANKOのイージーホーム80ハイです。チンチラは上下運動が得意なので、高さのあるケージにしました。
イージーホーム80ハイは床部分がフェンス状になっているため、足を挟まないようにプラスチック製のすのこも追加しています。ケージの中には、SANKO 木製コーナーステージ 小×2、SANKO リラックステージ M×2、SANKO 木製チンチラステージ×3、SANKO とびばこハウスL×1、SANKO ウッド・ハウス(G)×1、マルカン マルチウッドL×1、チラ壺×1、かじり木コーンM×3、手作りハンモック×1、チンチラ専用クーラー PC-200×1、などを設置しました。ハンモックは100均のタオルと金具で作ったものです。
ケージレイアウトについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

今振り返れば、ステップは必要ですが、ハウスや遊具は最初から何個もそろえなくてもよかったと思います。
チモシー・ペレット・給水ボトルは必須
食事関係では、チモシー・ペレット・給水ボトルを用意しました。ペレットは、今も使っているチンチラセレクションプロです。
チモシーは最初から一種類に絞らず、3袋くらい用意しました。当時買ったのは、マルカン バニーグレードチモシー、エクストレベルの一番刈りチモシーなどです。チンチラは意外とチモシーを選り好みします。せっかく買ったのに茎だけ全部残される、なんてことも普通にあるので、最初から大量に同じものを買うより、いくつか試して好みを見るのもいいと思います。
💡こたろうのチモシー・ペレットについての詳細はこちら↓


砂浴びセットは必要。でも高い専用品じゃなくてもいい
チンチラに欠かせないのが砂浴びです。専用の砂は必要ですが、我が家では砂浴び容器に高価な専用品は使っていません。
使っている容器は、100均や300円ショップで買った米びつです。米びつに砂を入れ、こたろうが中に入ったら上からタオルをふわっとかけています。これだけで砂の飛び散りがかなり減ります。6年飼っていてもこのスタイルなので、砂浴び容器については「専用品じゃなくても十分」と感じています。

ペットシーツとうさピカは最初から用意したい
意外と忘れやすいのが掃除用品です。我が家では、ペットシーツと「うさピカ 毎日のお掃除ティッシュ」を日常的に使っています。ペットシーツは小動物専用品にこだわらず、コーナンなどで売っている業務用の安いものをまとめ買いしています。400枚入りを買って、1日だいたい3枚使用します。
うさピカは詰め替え用3個入りを買っていて、だいたい4か月に1回くらい補充しています。
ケージ掃除は毎日のことなので、こうした消耗品は最初からある程度まとめて用意しておくのがおすすめです。まとめ買いしたほうが安いですし!
💡チンチラのケージ掃除に関する記事はこちら↓

エアコンと温湿度計は「飼育用品」と考えた方がいい
チンチラを飼ううえで、ケージや餌と同じくらい重要だと思っているのが空調です。我が家ではアナログの温湿度計を置いて、室温・湿度を常に確認しています。エアコンは、春と秋のごく短い期間を除いてほぼ一年中稼働しています。

こたろうを迎えたときにはすでにエアコンがあったため、後ほど紹介する初期費用には含めていません。ただもともとペットを迎えるつもりだったので、24時間365日フル稼働することを前提に、省エネ性能の高いエアコンを選びました。購入価格は30万円くらいだったと思います。チンチラを迎えるなら、「今あるエアコンを長時間稼働させられる環境か」は、ケージを選ぶのと同じくらい重要だと思います。
実際の電気代についてはこちら。

部屋んぽをするならペットフェンスはかなりおすすめ
6年飼ってきた中で、「これは買っておいてよかった」と思っているのがペットフェンスです。我が家では高さ70cmのものを使っています。こたろうの場合はこれで問題ありませんが、ジャンプ力には個体差があるのでもっと高さが必要な子もいると思います。
我が家で使っているタイプのペットフェンスはこんな感じのものです。これを100均のリング・金具などでじゃばら状につないで使用しています。
💡チンチラのジャンプ力に関する記事はこちら↓

フェンスが必要な理由は、やっぱりかじり対策です。壁紙、巾木、家具、コードなど、「そこもかじるの?」という場所まで狙ってきます。我が家はかじられたら困る場所が多かったので、引っ越し前の家でも今の家でも、基本的にフェンスとマットでガードしています。
💡部屋んぽスペースについてはこちら↓

💡実際、フェンスで守れていなかった壁紙を盛大にかじられたこともあります↓

今の家では、壁際すべてにフェンスを並べるのではなく、ペットマットを壁に貼り付けてガードしている場所もあります。これだと部屋の圧迫感をかなり減らせました。
ペットマットは部屋による
床には撥水タイプのペットマットも敷いています。お迎え当初にかなりの枚数を買ったので、合計で2万円くらい使ったと思います。ただ、これは全家庭に必須とは思っていません。
床の傷や汚れ防止には便利ですが、チンチラの砂浴び用の細かい砂がマットの隙間に入り込みやすいのも事実です。フローリングなら、何も敷かない方が掃除しやすい場合もあると思います。我が家では今も使っていますが、これは部屋の床材や環境次第ですね。
留守番をさせるならペットカメラもおすすめ
我が家では、塚本無線の「みてるちゃん」というペットカメラも使っています。絶対必須というわけではありませんが、旅行や帰省などで家を空けることがある人にはかなりおすすめです。我が家も旅行の際にはペットシッターさんにお願いすることがあります。そして以前、実際にペットシッターさんがケージの扉を閉め忘れていたことがありました。
人間なのでミスはあります。だからこそ、「お願いしているから大丈夫」だけではなく、自分でも遠隔から確認できる手段があると安心です。我が家で使っているペットカメラはこちらです。
💡チンチラのお留守番、ペットシッターについてはこちらで解説しています↓

移動用のキャリーも1つは必要
普段ほとんど使わなくても、病院や災害時の移動を考えるとキャリーは必要です。我が家ではSANKOのライトキャリーを使っています。引っ越しの際も、このキャリーにこたろうを入れて移動しました。
💡チンチラとの引っ越し記録はこちら↓

6年飼って「最初から買わなくてもよかった」と思うもの
ここからは逆に、買ったけれど、急いで用意しなくてもよかったものを紹介します。
三角トイレ
お迎え当初、うさぎ用の三角トイレも設置していました。こたろうのおしっこの臭いをつけて、「ここでしてくれないかな」と試したこともあります。でも、まったく使ってくれませんでした。
こたろうは自分でおしっこをする場所をある程度決めていて、プラスチック製すのこの穴から下へ落ちるような場所でしてくれます。逆に、三角トイレを置いた場所ではどれだけ臭いをつけても使わず、最終的には処分しました。トイレを覚えるかどうかはかなり個体差があると思います。
チンチラ専用クーラー PC-200
我が家のお迎え用品の中でもかなり高額だったのが、チンチラ専用クーラー PC-200です。価格は5万円近くします。暑さに弱いチンチラなので、お迎え当初は心配で購入しました。
ただ、現在はケージの中に置いてあるものの、基本的に電源は入れていません。我が家では部屋そのものをエアコンでしっかり温度管理しているため、普段使いでは必要性をほとんど感じなくなりました。正直、「ちょっと高い買い物しちゃったな」とは思っています。ただし、停電やエアコン故障時にポータブル電源へつないで使えるため、非常用として残しています。
💡チンチラがいる部屋が停電した時の考え方についてはこちら↓

回し車
お迎え当初、SANKOのメタルサイレント32も購入しました。今も部屋には置いてありますが、こたろうはほとんど乗りません。回し車が好きなチンチラもいると思うので、これはかなり個体差がありそうです。
ハウス類
ハウスも「いろんな寝床があった方が喜ぶかな」と思って複数買いました。でも、人間の思惑通りにはいきません。あまり入らないものもあります。現在はケージ右上に設置しているハウスには入っていますが、買ったもの全部がお気に入りになったわけではありません。とびばこハウスも、今は部屋んぽ時に出して、たまに乗っているかな?くらいです。
キャットタワー
以前の家では、小さめのキャットタワーも置いていました。当時は部屋んぽスペースに背の高い家具が少なかったので使っていましたが、引っ越してからソファを置くようになり、こたろうはそちらに乗るようになりました。そのため、キャットタワーは処分しました。
これは「買って失敗」というより、部屋の環境によって必要なものは変わるという例です。
必需品じゃないけど、にんじん畑は今も使っています

知育系のおもちゃとして、にんじん畑の知育クッションも買いました。これは現在もたまに使っています。布の畑に刺さったにんじんを、こたろうがスポッと引っこ抜いて遊びます。飼育にはまったく必要ありませんが、にんじんを引っこ抜いている姿がとてもかわいい。
必需品をそろえた後で、その子が好きそうなおもちゃを少しずつ試すのも楽しみのひとつです。
チンチラのお迎えにかかった初期費用はいくら?
ここまで紹介したものをざっくり計算すると、我が家では飼育用品だけで15万円前後使っていたと思います。そして、こたろう本人のお迎え価格が5万円でした。こたろうはチェコ産のスタンダードグレーで、当時としては平均的な価格だったと思います。
こたろう本体 約5万円 + 飼育用品 約15万円 = 合計 約20万円 くらいです。
ただし、これは「チンチラを飼うなら20万円必要」という意味ではありません。我が家の場合、必須ではないものまでかなり買っています。
- 約5万円のPC-200 ※これが高い
- 約2万円分のペットマット
- 複数のハウス
- キャットタワー
- 回し車
- 知育玩具
今思えば、最低限の飼育用品から始めて様子を見ながら買い足す方法で十分だったな~と思います。
飼い始めた後の消耗品代は月5,000~6,000円くらい
現在のこたろう家では、ざっくりこんな感じです。
| 消耗品 | 購入ペース | 月平均の目安 |
| チモシー | 2か月に約5,000円 | 約2,500円 |
| ペレット | 4か月に約4,000円 | 約1,000円 |
| 砂 | 半年に約2,000円 | 約330円 |
| かじり木 | 半年に約2,000円 | 約330円 |
| ペットシーツ | 400枚を約4か月強 | 数百円〜 |
| うさピカ | 詰替3個を約4か月 | 数百円〜 |
消耗品だけなら、月5,000~6,000円くらいという感覚です。ただし、チンチラの場合はここにエアコンの電気代が加わります。我が家ではほぼ一年中空調を使用しているため、餌代より光熱費のことを事前に考えておいた方がいいと思います。

ペット保険と病院代も考えておく
こたろうはアニコムのペット保険に入っていて、保険料は年間約15,000円です。
特に悪いところがなく健康診断だけで終わる場合、こたろうが通っている病院では保険を使わなくても800円くらいです。もちろん診察料や治療費は病院によって違います。チンチラは診てもらえる動物病院自体が犬猫ほど多くないので、お迎え前に「近くにチンチラを診られる病院があるか」も確認しておくことをおすすめします。
まとめ|最初から全部そろえなくても大丈夫!
こたろうを迎えるとき、私も心配だったのでかなり色々なものを買いました。でも6年経って振り返ると、5万円近くしたクーラーは普段ほぼ使わない、三角トイレは使わず処分、回し車にはほとんど乗らない、せっかく買ったハウスにもあまり入らない、という結果です。
一方で、100均の米びつは砂浴びに大活躍、ペットフェンスはずっと必要、ペットカメラには実際に助けられた、安いペットシーツを大量買いするのが実用的だったりします。高いものをたくさん買えば、快適な飼育環境になるわけではないんですよね。
まずは、安全に過ごせるケージ・ステップ・チモシーとペレット・水ボトル・砂浴び環境・温湿度管理・毎日の掃除用品・安全に部屋んぽできる環境をしっかり用意する。ハウスやおもちゃ、回し車などは、一緒に暮らし始めてからその子の性格を見て少しずつ買い足しても遅くないと思います。
チンチラにもかなり個性があります。人間が「絶対これ喜ぶでしょ!」と思って買ったものを華麗にスルーされるのも含めて、それがチンチラとの暮らしなのかもしれません。笑
この記事が、これからチンチラをお迎えする方の参考になればうれしいです🐭🐭🐭


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