チンチラ 夏場の停電対策!エアコンなしの暑さでもバテない温度管理術

いよいよ6月、暑さが本格的になってくる前にチンチラの飼い主としてしっかりと対策しておきたい事…それが「夏場の停電対策」です。

チンチラは年中エアコンが必須の生き物です。そんなエアコンが、もし夏場に停電で止まってしまったら…

台風など天候によるものだけでなく、夏場の電力不足による計画停電なども予想される中で、私たち飼い主はチンチラの為にどんな事前対策ができるのか。真夏を目前にして、飼い主の観点でまとめました。

■この記事でまとめていること

・チンチラがいる部屋での停電時に慌てない為の事前準備

・停電してしまった時の応急処置、対応方法

こたろうこたろう

いざというときに慌てないように、事前に対策してもらえるとチンチラとしても嬉しい!すぐに復旧しない可能性もあるからね…。

2021年の電力予備率は、2017年以降過去最低

資源エネルギー庁が発表している「2021年度夏季及び冬季の電力需給の見通しと対策について」という資料があり、真夏(8月の最大需要発生時)の電力予備率が記載されています。北海道は23.9%、九州は6.8%とまだ余裕がありますが、四国から東北までのくくりでは2017年以降過去最低の「3.8%」と、最も厳しい見通しとなっています。

引用元:経済産業省 資源エネルギー庁資料「2021年度夏季及び冬季の電力需給の見通しと対策について」

5月末の時点ではまだあまり大きくは報道されていませんが、真夏が近づくにつれてテレビなどでも報道されるかもしれませんね。停電時の対策ももちろんですが、停電しない為に一人一人ができる限りの節電を心がけることも大切です。

・不要な電源は切る(待機を発生させない)

・省エネ家電への買い替え

・使っていない家電のコンセントは抜く

・冷蔵庫の温度管理設定を見直す(設定温度を「強」から「中」にする)、不要なものまで冷やさない

・冷凍庫は逆にたくさん詰め込んだ方が良い

と、今年はこんな状況なのでいつ計画停電が起こってもおかしくない…という気持ちで万全の対策をしておきましょう。

停電に備えての対策

氷ペットボトル・大きい保冷剤

適当な2リットル(なければ、500mを数個でもOK)のペットボトルに水を入れて冷凍庫で凍らせた「氷ペットボトル」をつくっておきます。パンパンにすると破裂してしまう可能性があるので、8分目くらいの量が良いそうです。また、ハードタイプの大きくて長時間つかえる保冷剤を用意しておくとGood。停電や、エアコンが使えない時間がどれくらいになるか分からないので、できるだけたくさん用意できると良いですね。

これを用意しておくと、ケージ上や周辺に置いて少しでも空気を冷やしてあげることができますし、扇風機の後ろ(前でもOK)に置いてあげればちょっとした冷風機にもなります。
※詳細は、この下の「停電したときの対策」を参照

ひんやりグッズ・ペットクーラー

停電の時だけでなく、普段から使えるひんやりグッズも準備しておきましょう。エアコンが稼働していても、部屋んぽで走り回って一時的な体温が上がったりすると暑く感じるチンチラさんもいるでしょうし、停電時も使えるので安心です。

あると安心!ひんやりグッズ🐭

・ひんやりテラコッタ

・涼感アルミボード、アルミシート

・アルミステップ、アルミキューブ

・陶器のチラ壺

・小動物用ペットクーラー

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ハンモックも夏用に、さっぱりひんやりする布に変えてあげても良いと思います。こたろうは飼い主が作ったもふもふハンモックを気に入っていて、比較的暑くなってきた今でもハンモックの中によく入り込んでスカァーーーっと寝ているので、うちの場合はハンモックはそのままにしています。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーと言えば、USB端子でスマホ等へ給電するイメージがありますが、小型でもAC出力可能なものもあります(それがさらにパワフルになったものがポータブル電源、というイメージ)。

AC対応だと、電力消費量が少なめの機器(たとえばチンチラ用のスポットクーラー)程度であれば、コンセントで給電ができるものもあります。あまり長時間は難しいですが、1~2時間の停電であればモバイルバッテリーでスポットクーラーへ給電+氷ペットボトルを周りに置いて空気の冷却ができれば、なんとかしのげる事もあるかもしれません。

また、ここ1-2年で高性能なハンディ扇風機がたくさん発売されています。停電時はエアコンどころか扇風機も使えませんが、ハンディ扇風機はモバイルバッテリーで給電できるタイプも販売されているので、大き目のハンディ扇風機+氷ペットボトルの組み合わせで、冷たい空気を送ってあげるのにも役立ちます。

ポータブル電源

jackeryのポータブル電源シリーズ

ただ、やはりモバイルバッテリーでは小型の機器に対して頑張って1-2時間の給電が限界です。そうなると、次の選択肢として挙がってくるのが「ポータブル電源」です。

モバイルバッテリーは1万~2万mAhくらいまでの電力をUSB-AやUSB-Cで出力してスマホに適用されている製品で、パソコンや扇風機などには使えません。ポータブル電源はモバイルバッテリーの大容量版だけではなく、AC出力を備えていて出力も高いため、モバイルバッテリーより充電不可の冷蔵庫、扇風機やパソコンにも使えます。

引用元:https://www.jackery.jp/

冷蔵庫まで動かせる、というのは心強いですね。jackeryだけでなく、他メーカーの製品でもモノによってはエアコンも数時間動かせるものもあります(コレとか)。ただ、エアコンに関しては100Wなのか200Wなのかで電源の形状も違います。200Wは、大体14畳~のハイパワーエアコンで利用されている事が多いです。ご自宅の環境に合わせて、必要なW数のポータブル電源を選ぶ必要があります。

またポータブル電源にはオプションでソーラーパネルがついているものもあり、日中帯であれば太陽光で蓄電する事もできます。さらにさらに、予備バッテリーを増設できるものもあるので、うまく組み合わせればかなりの長時間家電を動かすことができます。

どこまで備えるかにもよりますがお値段は10万~50万と幅広く、どれくらいの時間の停電に備えるか?によってかなり変わってきます。いくらチンチラの為と言えど、10万ならまだしも50万ポンと払えるかというと…なかなか…と言うのが正直なところですね。

発電機

発電機といえば、お祭りなどに出店している屋台の人たちが使うアレです。ガソリンを使って発電するもの、ガスを使って発電するものがあります。なんとなく、一般家庭にはハードルが高いものに思えますね。

確かにガソリン発電機はかなり音がうるさいものが多く、一般家庭で使うのは難しい印象です。もし台風をはじめとした災害や、停電時の電源確保の為に仕方なく…となった時でも、特に夜間はブォォォという音が周囲に響き渡るので使うのには勇気がいります。ガスタイプも音は気になるものの、最近では比較的静穏性のある発電機も発売されているそうです。

飼い主も色々調べましたが、実際に買って使ってみたというレビューも見てみたところ、下記製品は「比較的動作音が静か」で、家の中でも使えそうという意見がいくつかありました。

これはガス式の発電機なのですが、お鍋をする時などに使うカセットコンロ用のガスボンベ2本で発電が可能です。ポータブル電源同様、別売りのソーラーパネルもアリ。

ただ↑の製品に関しては対応しているのは100Vコンセントのみなので、広い部屋でチンチラを飼育されている方はコンセントの形状を事前に確認する事をお忘れなく!うちは車を持ってないので、わざわざ別でガソリンを常備しておくのはかなりハードルが高くガスボンベで発電できるならこちらの方がいいなと思っていました。ただ、残念ながらうちはLDKの片隅にケージを置いていてエアコンも大きいタイプなので、200V仕様で。。ちーん。

また、エアコンを稼働させるとなるとガスボンベ2本で1~2時間程度消費します。なのでガスボンベをたくさん用意しておく必要があるのと、1~2時間ごとに交換する手間がかかります。

これらを色々比較検討した結果、うちはjackeryのポータブル電源を買いました(いくつかモデルがありますが、お値段・性能がちょうど中間くらいのもの)。少なくとも、ペルチェ式のチンチラ専用クーラー(スポットクーラー)への給電は十分できそうでしたので、まずは最低限の対応はできるだろう、と判断しました。

防災対策にどこまで費用をかけるかは家族ともしっかり相談して決めないといけませんね。お値段も張りますので。

停電したときの対策

暑くてもモフモフハンモックが好きなこたろうさん

こんな感じで予算および費用対効果を考えて停電対策グッズを準備できたところで、実際に停電が発生してしまった場合。まずは慌てずにこれをやろう!というのを自分に対しての備忘も兼ねて、記載します。

カーテンを閉める

特に日中帯の場合は、カーテンをしめるだけで遮光効果があり室温の上昇を防げます。窓から太陽光が差し込むだけだけでも温度は上がってしますので、まずは落ち着いてカーテンを閉めましょう。また夜であっても、カーテンの保温効果で室温をキープすることができます。

ケージの上に保冷剤を置く

「停電に備えての対策」で用意したハードタイプの保冷剤をタオルでくるんで、水滴が落ちない状態にします。そしてそれをケージの上に置いてあげましょう。気流は冷たい空気が下のほうに、暖かい空気が上のほうにいきます。なのでケージの上に保冷剤を置く事で、理論上は下の方に冷たさを送り込んであげることができます。

これでチンチラ本人がどれくらいの涼しさを感じてくれるのかは正直分かりませんが、、、

すこしおいてあげた程度では、劇的に変わるものではなく、局所的に少しでも涼しいと感じてくれたら良いな…というレベルなんじゃないかと思います。ただ何もしないよりはしてあげたほうが良いと思いますし、次に書く氷ペットボトル+扇風機との相乗効果は期待できます。

氷ペットボトル+扇風機

扇風機は一般的に、プロペラで後ろの空気を前に押し出して風を起こします。なので、扇風機の羽の後ろに凍ったペットボトルを置く事で、前に送られる風がひんやりと冷たくなる、という理屈です。実際に、扇風機にかぶせるタイプの保冷剤も販売されていますよね。

「停電に備えた対策」で用意した大き目のペットボトル氷+扇風機で風を送ることで、ひんやりした風を送ってあげられるはず!ただペットボトル氷が溶ける過程で水滴が床に垂れてしまうので、水浸しにならないように受け皿やタオルを準備しておくのがGoodです。これ、意外と効果があるようで、チンチラだけでなく夏場は人間さんもよくやっている手法です。

ただ、当然ながら扇風機を動かすには電力が必要。。。なので、発電機やポータブル電源が必要になります。ただ、先に述べたように大きめにハンディ扇風機を2~3個使えば、十分役割を果たしてくれそうです。電池で動くものや、大容量タイプのモバイルバッテリーで給電できるものなどをそろえておくことで、単純にペットボトル氷を部屋置くだけでなく、冷たい空気をチンチラに送ってあげる事ができます。

発電機・ポータブル電源でスポットクーラーやエアコンを稼働

ポータブル電源や蓄電池、発電機を用意した人は、電力をつかってスポットクーラーやエアコンを稼働させられます。復電までの時間が長期化しなければあまり神経質になる事もありませんね。

ただ、実際使う時になって「コンセントの形状が間違っていた(100Vに対して、エアコンが200Vしか使えない)」とか、ポータブル電源自体に十分な電力が蓄電されていなかったとか、発電機の燃料になるガスが切れていた、ガソリンが腐っていた……などなど、有事の時にこそ想定外の事は起こります。

普段から1~2か月に一回防災点検DAYを設けるなどすれば、いざという時に焦らなくて済みますね。

うちでは1~2か月とはいきませんが、2~3か月に一回くらいは避難用品が入ったリュックの点検をしたり、チンチラを連れ出すキャリーやチンチラ用持ち出しグッズに不備がないかを確認しています。※ペレットが古くなりすぎてないかとか、チモシーが劣化してないかとか。

*ポイント**ポイント*

お金はかかると思うけど、何かしら用意してくれたらうれしいよ。暑いと、ボクらほんとに命に係わるんで…

まとめ:備えあれば憂いなし

年中エアコンは稼働しているものの、夏は特に「もしも」の時を考えて、神経質すぎるくらい神経質になった方が良いのだと思っています。もし急な停電で、今まで元気だった大切なチンチラさんが弱ってしまったら、最悪亡くなってしまったら…

ちょっとだけ手間とお金をかけて、対策をしてあげていたら…

そんな後悔をしない為にも、飼い主がしっかり考えて、できる範囲で準備をしてあげたいですね。備えあれば憂いなし、チンチラファーストで出来る限りの事前対策をして、夏場の停電も乗り越えていきましょう!

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