寒がりなチンチラへ ヒーターのおすすめ設置場所や、かじり・やけど対策

季節は冬。今年は秋がまったくないまま急に冷え込みましたよね。野生のチンチラは普段から寒いところで暮らしているので冬は得意!と思われがちですが、実は個体差があり寒いのが苦手な【寒がりチンチラ】さんもいるのです。

そんな寒がりなチンチラにはペットヒーターの購入を検討したいところですが、チンチラならではの気をつけなければいけないポイントがあります。今回は、その辺りをお伝えしていきたいと思います。

■この記事でこんな事が分かります

・チンチラのスポットヒーターの必要性

・ケーブルのかじり対策

・おすすめのスポット用ペットヒーター など

こたろうこたろう

ペットヒーターはあくまで「補助」だよ!お部屋全体を暖めて、そのうえで検討してね。さむいお部屋にペットヒーターだけ…っていうのはNGだよ~。

チンチラが生活する上での適温

チンチラが快適に過ごせると言われている気温は15℃~22℃です。また湿度管理もシビアで、40%未満が理想とされています。どんなに暑くても夏は25℃以下、冬は15℃以下にならないに管理をする必要があります。

一部では10~20℃と言われていたり書籍やメディアによって差がありますが、ほとんどの飼い主さんは20度~24度くらいに保たれている印象です。冬だってエアコンの稼働は必須です。

よく、チンチラは寒いのが得意だから冬はエアコンいらないだろうと思っている方がいるのですが、低体温症を発症してしまい最悪は……なんてこともあります。冬でもエアコンは必要です、是非これは覚えておいてください。

うちもそうですが、ほとんどの飼い主さんは年間を通して均一な温度・湿度になるように気をつかって生活しています。温度・湿度計も必需品です。こたろう家では、年間を通して21~22℃をキープしているのですが、冬の21℃は寒いですし夏の21℃も寒いです。なので年中こたつが活躍しています…。こちらの記事でも書きましたが、エアコンに無理をさせたせいで今年は局所的にカビも生えました…😨

そんな感じで、この高温多湿な日本において年間を通して同じ気温をキープするのはとても大変ですし、人間もそこそこ我慢を強いられます。

空調・温度管理については下記の記事でも詳しく紹介していますのでご覧ください。

暑がり、寒がりな個体がいる

ヒーターで温まるこたろう↑

ふわふわでモフモフ、まるで小麦粉をつかんでいるかのようなしなやかな毛皮を着ているチンチラですが、その割には皮膚も薄いため冬も寒さ対策が必要です。

チンチラにも人間と同じように、暑がり・寒がりな個体が居ます。こんな行動が良く見られる子は、寒がりさんかもしれません。

  • 夏で室温が25度近くあるのに毛布によくもぐっている
  • 床暖房の上に居がち
  • 巣箱の中にこもる

逆に、23度くらいでもバテ気味になる暑がりな子もいます。寒いかな~と思って、冬にケージの中にふわふわのタオルを置いておくと「いらんわ!」とばかりに床に投げ捨てる子もいます。

一緒に暮らしながらチンチラの動きを注意深く観察していれば、これくらいが適温なのかな?というのはだんだん見えてきますので、慣れるまではメモをとりながら微調整を行ってみてくださいね。

寒がりなチンチラにヒーターは必要?

走り回ったあとでちょっと暑いなぁと思う時、人間は扇風機を使ったりアイスノンで局所的に冷やします。逆に寒い時には、カイロを貼ったり下半身をこたつで温めるという選択肢があります。

チンチラにも同じように、ある程度自分で調節できるものを用意してあげると良いでしょう。

部屋を適温にしておいてあげれば、クーラーやヒーターは要らないという考え方もあります。しかし前述のとおり、寒さ・暖かさの感じ方は人もチンチラもそれぞれですので個人的にはヒーター・クーラーは用意してあげる事をお勧めします。

うちは実際にペットクーラー・ヒーターを設置していて、こたろうも好んで使ってくれています。

ヒーターを設置する際の注意点

ケーブルをかじる為、対策が必要

チンチラは見たことがないもの、興味があるものを見つけるとまずはかじります。そのため、ヒーターを設置する際にまず第一に気を付けたいのが「コード、ケーブルをかじるのを防ぐための対策」です。

飼い主の考える、ケーブルかじり対策は主に下記のとおりです。

  • ケーブルを保護剤で覆う。
  • ケーブルがあるエリアへの侵入を防ぐ
  • (根本対策として)最悪、かじられても安心な電源を使う

■ケーブルを保護材で覆う

うちの場合、フレキパイプにACケーブルを通してケージの外に出し、そもそもケージの中でケーブルをかじれない、チンチラから見たら「ケージの中にはケーブルが無い」状態にしています。

チンチラさんの性格にもよると思うのですが、ケーブルの保護材はプラスチックでもすぐ諦める子も居れば、何重にもガードした保護材を嚙みちぎって突破する子も居ます。

小動物用のペットヒーターは、ケーブルが噛まれないようにガードされているものも多いのですが、それでもかじっちゃう子は居ます。そしてうちはケーブルが露出していてガードされていないタイプのものを使っているので、2度ほどACケーブルをダメにしました。

こたろうはしつこい性格で、いろいろ対策はしたもののプラスチックやポリエチレンの保護材ではケーブルを守り切れず、最終的にステンレスのフレキパイプを短く切ったものを使ってようやく落ち着きました(;”∀”)扱いにくいんですけどね…試行錯誤を繰り返して最終的にこの形態になったのですが、それまでは対策していたにも関わらず2度もケーブルの被覆をかじられて、そのたびにACだけ買い替えていました(無駄な出費)。

ちなみにケーブルが保護されているタイプのペットヒーターでもお構いなしに、かじる子はいます。こんな状態に…

なので、さらにここにポリタイプのカバーを巻くとか、ステンレスチューブで覆うとかしないと駄目な場合もありますよ~。

ケーブルの中でも特に、電源ケーブルをかじられるというのは非常に危険な事なんです。火事の原因にもなり得ますし、チンチラが感電したり火傷してしまう可能性もあります。げっ歯類を飼育するうえでは、スポットクーラー・ヒーターに関わらず家中のケーブル対策には神経質であるべきですね。

飼い主が試した様々なケーブル対策グッズたち↓

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最終的にゴツいステンレスフレキパイプを金属用カッターで切ってやすりをかけて、設置しました。

業者向けのサイトでないと通販での購入は難しいのですが、げっ歯類専用のステンレススパイラルチューブなんかもあります。一般人が買うにはロット数も多かったり値段も張るのですが、選択肢のひとつとしてはアリかもしれません。

■ケーブルがあるエリアへの侵入を防ぐ

フレキパイプでケーブルをケージの外側に出していますが、それはそれでケージの外側に回りこんでかじる事もあるので、そもそもケーブルを置いてある側には入りこめないようにペットフェンスでガードしています。

また、ケージ内のフレキパイプもガツガツと歯で持ち上げようとするので、パイプの周辺にかじり木コーンを設置してガードしています。さらに、余ったステンレスフレキパイプを突っ込んで隙間も塞いでます。

こんな感じ。でーん。

かじり木コーンはケージの網目だけでなく休足フロア(床)の裏面からも固定しています。これくらいやらないと、こたろうは突破しますので…。元気なのは何よりですけどね。

チンチラって自分が悪い事してるのは自覚してるんですよ。ケーブル噛みちぎろうとしたり、隠してあるおやつをこっそり取ろうと背伸びして頑張っている時とかに飼い主がぐっと目線を向けると、サッと目をそらして下を向いて大人しくするんです。で、また飼い主が他の事を始めると悪いことを始める。

いたずらしようとしてる人間の子供とおんなじですね、ほんとに。笑

■最悪、かじられても安心な電源を使う

小動物用のヒーター商品も限られているのでこれは難しいのですが、万が一かじられてもセーフな電源ケーブルを使うという方法もあります。ただし市販されているペットヒーターはほとんど一般的な電圧(感電し得るもの)を使っています。ACアダプタが取り外せないタイプのものもあるのでなかなかハードルは高いですが、そういった製品を探してみるのもひとつの対策です。

うちが使用しているチンチラ用のスポットクーラー・ヒーターは、最大5V(ボルト)と低電圧になっているので齧ってしまってもチンチラの関電は防げますし、火事になる可能性も極めて低いです。

※夏にはクーラーとしても使えるので便利ですが、ただちょっと大きいのと個人の方がつくっている事もありお値段が張りますので…

 もし興味のある方は「チンチラ専用クーラー」で検索してみてください。

ただし火事や感電が防げても、チンチラが銅線を食べてしまった場合は中毒症状がおこることがあります。ですので、低電圧のACケーブルを使っているからと言って齧られないように対策することは必要です。

やけどに注意

人間も、カイロを肌に近いところで貼り続けていると低温火傷をおこしたりしますよね。チンチラの場合もやけどには気を付ける必要があります。

通常ペット用のパネルヒーターは、カバーなどを敷かずに直接使用することを前提に作られています。小動物用のヒーターも同様です。ただ、個体によっては1枚布を敷いてあげると好んで使うようになったとか、そんな話もよく聞きます。これはチンチラさんの好みに合わせて調整してあげるといいと思います。

温度が上がりすぎないよう自動調節してくれる機能がついている製品も多いです。ただ、チンチラが「暑いなぁ」と思った時に、ちゃんと退避できる場所を用意してあげる必要があります。

※メーカーとしては、布をかぶせて利用することを推奨していないものがあります。気になるようでしたら、メーカーへ問い合わせると丁寧に回答いただけますので問い合わせてみる事をおすすめします。

特に、あまり大きくないケージに対してペットヒーターを設置すると、涼しい場所を確保する事ができずにずっと暖かい状態が続く事もあります。やけどまでしないにしても、体温が上がりすぎるのも良くないですので「涼しい場所」「暖かい場所」を分けてあげる事が大切です。

もちろん、部屋の温度自体を適正温度にキープすることも基本中の基本ですね。

おすすめのペットヒーター

犬猫用も含めると様々なタイプのペットヒーターが販売されていますが、飼い主がおすすめしたいのは「ケーブルが齧られにくい構造」になっているものです。サイズの大きいものは魅力的なのですが、あまりケーブル保護がされていないものが多く、ゼロから対策をするのは結構大変ですので。

下記で紹介するのは、ケーブルが保護されていてチンチラ飼いさんの中でも利用者が多いものです。

うさ暖リバーシブルヒーターM

うさ暖のMサイズは、幅230×奥行き160×高さ14.5mm 電源コードは1mほどです。チンチラが上に乗るのはちょうど良いサイズです。寝っ転がる事を考えて、設置スペース的に問題なければLサイズでも良いかと思います。ちなみにLサイズは320×215×1.4mmです。

裏表で温度が違っており、濃いほうが38度、薄いほうが30度設定です。本体は防水で、ふき取り掃除がしやすい表面加工が施されています。く、私のまわりのチンチラ飼いさんは、ほとんどがこのうさ暖を使用しています。

ちなみにケーブルの保護材ですが、金属のチューブを更に柔らかい素材で保護していて、この素材はナイロン樹脂だそうです。かじろうと思えば齧られてしまいます。ただ、なかの金属チューブはなかなか突破できないでしょうね。最悪火事になったり、銅を食べてしまったり…という事は防ぎやすいかもしれません。

ただ、可能な場合は追加でケーブルをガードしたほうが良いですね。

ハリネズミのリバーシブルヒーター

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ほとんど同じ仕様のもので、マルカンさんの「ハリネズミのリバーシブルヒーター」というものもあります。

サイズは 幅230×奥行き160×高さ14.5mm と、うさ暖のMサイズと全く同じ。表裏で、38度・30度というのも同じです。ハリネズミのリバーシブルヒーターのほうが、ケージに入れた時に色見的に違和感がないというか、シックでおしゃれな感じはしますね。

こたろうもそうなのですが、ヒーターだけではなかなか乗ってくれず、上に巣箱など隠れられるスペースを設けてあげると、スッと入ってくれることがあります。そんな時には、ヒーター用コード穴付きのハウスを置いてあげると良いですね。

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上記でご紹介したのは床面のみのパネルヒーターですが、床面だけでなく壁面も一緒に暖められる商品もあります。

ほっとうさ暖寄りそいヒーター

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商品サイズですが、幅355×奥行き230×高さ30mm(L字型時のサイズ:230×175×195mm)となっており、ノーマルのうさ暖やハリネズミのリバーシブルヒーターと比べて少し大きいサイズです。

かわいい専用マットもあります。これに乗ってくれたら絶対かわいい…

ペットヒーターは必ずしも必要なものではない、というのは前述のとおりですが、設置してあげる場合は「置く場所」「ケーブル対策」をしっかりと考えて、適切なものをえらんであげたいですね。 

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