チンチラの賃貸飼育はバレる!ペット不可マンションの部屋んぽ・壁対策

「チンチラを飼いたい、賃貸だけど大丈夫かな…?」

と思って検索をかけ、こちらのページにたどり着いていただいた未来の飼い主さんへお伝えしたい。

チンチラは、しっかり部屋の対策をしないと賃貸飼育は絶対バレます。運よくバレなかったとしても、対策が甘かったことで家中傷だらけになって入居時にわたした敷金だけでは足りず、追加費用を払うなんてことも…

こたろうこたろう

ペット不可の賃貸マンションでペットを飼育する事自体、推奨されないよ。バレたことが原因で最悪退去させられてしまったら、その後ペットたちの行き場がなくなってしまい捨てられてしまう…なんて事が実際にあるんだよ。そこまでしっかり考えて判断してほしいな。

バレるバレないを考えるより、きちんと大家さんに相談しましょう。というのは大前提として、賃貸でチンチラを飼育するうえで気を付けるべきこと、必要な対策をまとめてみました。

■この記事でこんな事が分かります

・チンチラを飼育するうえで発生する「音」

・賃貸でチンチラを飼うとき、特にガードが必要な箇所

鳴き声は意外と大きい時がある

こたろうはよく鳴く子で、特に夜の部屋んぽ中、ごはんをもらう直前はずっと「ぷっぷっぷっぷ」言っています(かわいい)。

基本的にチンチラの鳴き声は小声ですのであまり気にしなくて良いのですが、たまに警戒鳴きで「ブーッブーッ」と大きな声を出します。怒った時に出す「ワンッ、ギャンッ」という声も意外と大きいです。壁の薄いアパートなどの賃貸では隣の部屋まで声が届く可能性は十分あり得ます。

チンチラに限らず、こっそりペットを飼っていてバレた原因は「ペットと思われる鳴き声が聞こえた」という他の住民からのクレームが非常に多いんです。モルモットのプイプイに比べれば全然小さい鳴き声ではありますが、突発的に大きな声で鳴く事もある。というのは覚えておいたほうが良いですね。

こたろうが警戒鳴きをしている時の動画です。

夜中に、この鳴き声が隣の部屋から聞こえてきたら結構びっくりしますよね…。

壁紙や巾木をかじる音が響く

このブログでも何度も触れていますが、チンチラなどのげっ歯類は歯の伸びすぎを防ぐために様々なものを「かじる」習性があります。

ケージの中にかじられるものを入れていたとしても、きちんと部屋んぽの対策をしておかないと思わぬものを齧ってしまいます。部屋にあるもので、特にチンチラが好むのは以下のものです。

・巾木 ※壁紙と床の間に貼り付けるレール状のもの

・部屋の角の壁紙、石膏ボード

・ケーブル類

賃貸に入居する際には、例外はありますが「敷金」を支払います。敷金とは、家屋や部屋を借りる人が大家さんに預けておく保証金です。退去時の部屋の状態によっては戻ってきたり、汚損・破損がひどい場合は追加費用を支払ったりします。

賃貸で特に気をつけなければいけないのが、巾木や壁紙・石膏ボードをかじられないように対策すること。ちゃんと対策したつもりなのに、飼い主の隙を見てチンチラは部屋の設備をかじろうとします。

うちも引っ越してきたばかりの部屋が、ペットフェンスをすり抜けた冒険チンチラによって3日でこんな状態になりました…

のおおおおー

ちょっと話はそれましたが、この壁をかじるという行為はけっこう音が響きます。ゴリゴリガリガリ、建物に響き渡る感じです。「近くの部屋から木を削るような異音がする…」なんて管理会社へクレームが入る原因にもなりますので、壁や巾木を齧られないようにプラダン(プラスチック段ボール)やペットフェンスなどでまるごと部屋んぽスペースを覆うなど、しっかりと対策をしましょう。

以下は、飼い主の引越し前のおうちでの部屋んぽ対策をまとめたものです。宜しければご覧になってみてください。

ジャンプやタックルをする、部屋を走り回る

マンションやアパートでは「上階の子供の足音が響く」と、よく下の階からクレームが出たりしますよね。子どもの足音まではいきませんが、チンチラも夜は特に元気に部屋中を走り回ります。

小さな足でパタパタ走り回りながら、壁やソファで三角ジャンプをしたり、ドアに体当たりしにいったりします。このタックルの音がまぁ、響くんですよ…。

タックルした先がドアや壁ではなく、プラスチックタイプのペットフェンスだと猶更音が響きます。もう、「バアァーーーンッ!」て感じです。賃貸では壁が薄い物件もありますから、チンチラが飛び掛かったりしたら振動すらも伝わるんじゃないかと思うレベルでジャンプします。

バレるバレないというよりもう、ただ単純にびっくりします。飼い主もいまだに、急に飛びあがったこたろうの出す音を聞くとビクッとしてます。

あとはケージ内でジャンプしたり、回し車を回す音も響きます。うるさくて同じ部屋では寝られない…という飼い主さんも多いです。部屋数の少ない賃貸でチンチラと暮らす場合、飼い主の布団の位置とチンチラのケージの位置は重要だと思います。少なくとも私は、こたろうと同じ部屋で寝れる自信はないですね~…。

という事で、やはりチンチラなどのペットを飼っている事がバレてしまう原因は「音にある」と言えます。ペット用マットを敷く事で、床音の問題はほぼ解決することができると思います。ただし壁やフェンス、ケージや回し車の音は完全に防止することはできません。

それらを理解した上で、本当に大丈夫か…?というのをよく考えたうえで、賃貸でのチンチラのお迎えを検討してみてくださいね。

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