チンチラの飲み水は、何をあげればいいのか意外と迷いますよね。「水道水をそのまま飲ませても大丈夫?」「人間用のミネラルウォーターの方が体に良いのでは?」と気になって、検索でこのページに辿り着いた方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、日本国内で飼育する場合は、基本的には水道水を与えて問題ないとされています。我が家でも普段は水道水を与えています。
ただし、人間用のミネラルウォーターなら何でも良いわけではありません。硬度やpHによってはチンチラ向きではないものもあるため、市販の水を使う場合には成分を確認する必要があります。
この記事では、水道水とミネラルウォーターの違い、地域による水道水の硬度差、ペット用の水を使う場合の考え方、毎日の水交換や給水ボトルのお手入れまでまとめます。あくまでこたろうの飼い主としての考え方になりますが、参考にしていただけると幸いです。
■この記事でこんな事が分かります
・チンチラに水道水を与えてもいい?
・ミネラルウォーターを与える場合の注意点
・水道水の硬度には地域差がある
・チンチラ用ペットウォーターは必要?
・水交換・給水ボトルのお手入れ
結論|チンチラの飲み水は日本の水道水で基本OK

我が家でも普段こたろうに与えているのは水道水です。
「ペットだから人間より特別な水を用意した方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、日本チンチラ協会「チンチラの飲み水は水道水でいいの?」でも、日本の浄水設備を踏まえて水道水で問題ないと案内されています。日本の水道水には水道法という法律に基づく水質基準が定められており、その基準に適合した水を安全に使えるよう管理されています。
ただし、日本全国でまったく同じ水が出ているわけではなく、地域によって硬度などには差があります。また、人間用のミネラルウォーターを使う場合には、硬度やpHを確認して選ぶ必要があります。
そのため、「水道水かミネラルウォーターか」という二択ではなく、自宅の水質を確認しながら、その子に合った水を選ぶという考え方が分かりやすいと思います。
チンチラに適した水質・硬度とは

水には、大きくわけて「硬水」と「軟水」があります。硬水と軟水の違いはその名の通り「硬度」で、水1リットルあたりのカルシウム、マグネシウムの含有量であらわされます。硬度120mg以上が硬水、120mg未満が軟水とされていますが、日本国内で供給される水道水は地域によって差はあれどすべて軟水です。
味の違い的には、軟水がまろやかでさっぱり、硬水が苦みがある感じです。
硬水ミネラルウォーターで有名なのは「コントレックス」ですね。飼い主はあまり好きではありませんが…
チンチラに与える水については、日本チンチラ協会でも軟水が推奨されており、目安としてpH7以下、硬度100以下の水が案内されています。日本の水道水はおおむねこの範囲に収まる軟水なので、基本的には水道水を与えても問題ないとされていますし、飼い主自身もそう考えています。
また水道水には塩素系の消毒剤が入っているので、食中毒の原因になる可能性がある細菌などの混入、繁殖を防止することもできます。塩素系の消毒剤というと、あまり与えないほうが…とか、一度煮沸して冷ましてから与えたほうが…というイメージもあるかもしれません。ただ、当然ながら人やペットが安全に飲めるレベルの量しか使用されていません(1.0mg/L以下)。
完全にナチュラルで清潔なお水をあげられるのが理想的なのかもしれませんが、なかなかそれも難しいですよね。であれば、ある程度人が安全に飲めるように手を加えたもの&ローコストでずっと与えられるものが良いと思います。という事で、飼い主的にはチンチラには水道水が適していると考えています。
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ミネラルウォーターを与えるなら成分を確認
人間用のミネラルウォーターも、すべてがチンチラに不向きというわけではありません。ただし商品によって硬度やpHはかなり違うため、「人間が飲める水だからチンチラにも良い」とは限りません。
市販の水を使う場合には、商品表示を確認し、先ほどの日本チンチラ協会の目安(pH7以下・硬度100以下)に入っているかどうかを確認するようにしましょう。日本国内で採れたミネラルウォーターには軟水の商品が多い一方、海外のミネラルウォーターにはマグネシウムやカルシウムが多く含まれる硬水の製品も多く存在しています。
人間用のミネラルウォーターには、pHが8以上のアルカリ性のものや、硬度の高いものもあります。人間が飲んでも問題のない範囲であっても、成分を確認せずにチンチラへ与えるのは避けた方が安心です。また、開封してから時間が経ったミネラルウォーターを与えるのも避けましょう。
日本は都道府県によって水の硬度・軟度がかなり違う
先ほど、安全性と軟水という点から水道水を推奨するとお伝えしましたが、一部例外もあります。日本の中でも一部地域のみ、硬度が高い地域が存在するんです。
日本国内でも地域によって硬度には差があります。自宅の水道水が気になる場合は、自治体の水道局などが公開している水質情報を確認してみると安心です。
硬度が高いと、ミネラル成分が多かったり口当たりが少し苦くなるだけでなく、水垢が残りやすくなったりシャンプーの泡が立ちにくい、洗剤を洗い流す回数が多く必要、など色々な弊害があります。ミネラルが多いというのをプラスに捉える事もできますが、個人的にはマイナスポイントのほうが多いよな~と思います。※チンチラには直接的には関係ありませんが(-_-;)
家全体を軟水化することもできるのですが、お高い装置を買ったりランニング費用も発生したり、あまり現実的ではありません。だけどチンチラにそのまま水道水を与えるのはちょっと気が引ける…という方は、次に紹介するペット用のお水(ペットウォーター)を検討されても良いかもしれません。
チンチラ用のペットウォーターは必要?
日本の水道水を問題なく使える環境であれば、チンチラ専用水が必須というわけではありません。ただ、水道水の水質が気になる場合や、災害時の備蓄など、選択肢の一つとしてペット用水を用意する方法もあります。
チンチラのみならず、ペット向けの専用水というものが販売されています。犬猫用の場合、殺菌を施さない人間と同じようなペット用ミネラルウォーターが存在しますが、チンチラの場合専用のペットウォーターとして販売されているのは「水道水を加工したもの」です。
完全な軟水ミネラルウォーターだと保存や劣化が不安、だけど水道水の硬度が高い地域に住んでいてチンチラにそのまま与えて良いのか不安…というような方は、こういったチンチラの専用水をつかうのも良いかと思います。
販売ページでは、チンチラにあわせて水道水のミネラル成分を調整した飲料水として紹介されており、体に吸収しやすいという説明もあります。個人的には、雑菌が繁殖しにくく保存性が高いという点が気に入って使っています。
災害時に人間用のミネラルウォーターは用意しているけど、ペット用の水まで考えていない(飼い主も少し前までは、同じものを飲ませるつもりでした)という方も意外と多いのではないでしょうか。災害時に水が変わる事で体調に影響が出てしまう事を少しでも防ぐため、こういった商品もいくつかは買っておくと安心ですね。
飲み水は毎日交換。給水ボトルも清潔に
いくら水質や硬度を気にしてあげたとしても、給水ボトルを洗わずにつけっぱなしにしていたり、水の交換頻度が低かったりすると、お世話の仕方のほうで台無しになってしまいます。日本チンチラ協会でも、水の種類以上に毎日新鮮な水へ取り換えることが大切だと案内されています。
飲み水は、最低でも1日1回、毎日新しい水に交換しましょう。給水ボトルの吸い口や本体も、つけっぱなしにせず日常的に洗って清潔に保つことが大切です。
我が家では給水ボトルを2つ用意していて、片方を使っている間にもう片方を洗って完全に乾燥させ、3〜4週間に1回程度のペースでローテーションしながら使っています。乾燥中にお水が飲めないのはかわいそうですから…(;´・ω・)これはあくまで我が家のやり方なので、ご家庭の環境に合わせて調整してもらえればと思います。
チンチラはあまりお水を多く飲まない性質ですが、毎日からだの中に入るものですから、安全性が高く安心して飲みたいときに飲める環境をつくってあげたいですね♪
飲み水とあわせて、チモシーやかじり木など食事まわり全般も見直してみましょう。
チモシーの食べ残し対策はコチラの記事で↓

かじり木の適切な頻度や量はコチラの記事で↓ご紹介しています💡

水もごはんも、毎日の小さな積み重ねがチンチラの健康を支えています。
まとめ|日本なら基本は水道水。大切なのは水質と毎日の交換
日本国内でチンチラを飼育する場合、基本的には水道水を与えて問題ないとされています。我が家でも普段は水道水を使っています。
人間用のミネラルウォーターを使う場合には、「高価だから良い水」「ミネラルが多いほど健康的」と考えるのではなく、硬度やpHを確認して選ぶことが大切です。地域の水質が気になる場合には、小動物用の低ミネラル水などを選択肢にする方法もあります。
そして、水道水・市販水のどちらを選ぶ場合でも、毎日新鮮な水へ交換し、給水ボトルが正常に使える状態か確認しておくことの方が大切です。
我が家では基本的に水道水を使いながら、給水ボトルを清潔に保ち、こたろうがいつでも飲める状態になっているかを確認するようにしています。



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