チンチラがなつくまでの期間や方法　鳴き声で気持ちが分かる。

ペットを飼うのなら、「なついて欲しい」と考えるのは当然のことですよね。モフモフで可愛いチンチラが、べったり飼い主になついてくれたら幸せすぎる…！

チンチラは犬や猫のように、呼んだら来てくれたり、甘えたりしてくれるのでしょうか？

そもそもチンチラは、飼い主になつくのか

ごはんの時は甘えてくる

飼い主は、チンチラを飼うのはこたろうが初めてです。なので、他のチンチラさんがどうなのか…というのはSNSを見たりして参考にする程度なのですが、「すごくなついてるな~」と思う子もいれば「馴れてはいるけどツンツンしてるな~」と思う子もいます。

うちに関しては、なついてはくれているものの、ものすごくなついているかと言えば正直そんな事はありません。ごはんをあげる時は袋のガサガサする音を聞いただけで飛んでくるし、お腹がすいたら足の上にピョンっと乗ってきて「ぷぅぷぅ」鳴きながら顔を覗き込んできます。

主に、ごはん関連の時はやたらと甘えてきます。至極現金な子です。

その他の時間は、部屋んぽの時にごろごろしていると飼い主を踏み台にしてピョンピョン遊んでいたり、髪の毛を噛み噛みしてきたりします。仰向けに寝転んでスマホをいじっているところに、高所から飼い主のお腹めがけてドーンとふっ飛んできて(620g)、飼い主がぶはぁ！となることも…。

とはいえ、飼い主のほうからコミュニケーションを取りに行くとささーっと逃げてしまいます。なんというか、おちょくられてる感じがするというか、自分から来たいときは寄ってきますが飼い主からいくとあまり構ってくれません。

でも機嫌が良いときはカキカキさせてくれます。この時だけは片手をあげて、うっとり顔を見せてくれます。人間がマッサージされているようなものなんでしょうね。

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なつくまでの期間の目安

お迎えしてから今のような関係性ができるまでの期間ですが、2か月目くらいからは、こたろうのほうからも比較的飼い主に絡みに来るようになりました。そこからは徐々にさらに、警戒心が少~しずつ解けてきている感じ。

これも「このくらいの期間でなつくよ」というのは一概に言えないと思いますが、うちの場合は2か月目頃から心を開いてくれているのを感じられるようになりました。チンチラは飼うのが難しいと言われがちですが、気難しい感じもしないし、飼い主的に難しさは殆ど感じません。

個人的に今のこたろうは、「なつく」と言うか「馴れている」のほうが近いんじゃないかと感じます。べた馴れチンチラさんのYoutubeやインスタ動画を見てると「チンチラはなつく！仲良くなれます！」と言っている方もいますよね。本当によくなついてて、呼んだら走ってくるし嫌がらずに抱っこさせてくれる子もいるし素敵だなぁ~いいな~と思います。ただ、実際周りに聞いてみるとそういうベタ馴れの子のほうが珍しいようです。

私の考えですが、犬みたいに飼い主大好き感を前面に押し出してくる事を「なつく」だと思ってます。なので、チンチラがそれに当てはまるかというとちょっと違うかなと。なので、よく馴れている。という表現がしっくりきます。

でも、チンチラさんのほうからコミュニケーションは取ってきてくれるし、ぷぅぷぅ鳴き声を出して「ちょっと来て！遊ぼうよ！ご飯くれよ！」と飼い主を呼んでくれます。十分すぎるくらい、とってもかわいいです♡

鳴き声で、チンチラが何を求めているのかは大体分かるようになってきます。遊んで・ごはん食べたい・カキカキしてほしい、などなど。この辺りは、また別の記事でご紹介します。

飼い主の悩み「もしかしてうちだけ…？」

こたろうを飼い始めて最初の頃、ちょっと悩んだこともあります。
インスタやYouTubeなどの動画を見て「どうして他の子はこんなになつくんだろうか…私あまり好かれてないんだろうか？私の育て方が良くないのかな」と思ったりもしました。最近は病院に行くときの為に抱っこの練習をしていますが、ご飯を食べながらだったらやっと嫌がらなくなったくらいで、何もない状態での抱っこはまだ難しいです。

たくさん話しかけたり、他のチンチラブログを読んでこうしたほうが良いとか、こうするとなつくよ~と書かれている方法も色々試しました。
※ケージから出すときは手をそっと出してあげる。それで、手は怖くない、お外に出してくれる楽しいもの！と覚えてくれる　などなど。いろんな方法を試しました。

やっぱり「うちの子はこんなに甘えてくれるのよ~べた馴れよ~」ってホントは言いたいです。でも無理やりコミュニケーションとりすぎて嫌われたら元も子もないですし、最近はあまりそういう事にこだわらなくなってきました。だって他の動物さんも、性格や個体差ってあるしね。

うちの子はうちの子のスタイルがあるから、それを尊重してあげれば良いんだと。

気負う事をやめました

そう思ってからは、無理やりいろんな事を試すのはやめました。というか、私としては十分こたろうとはコミュニケーションがとれているし、甘えた表情を見せてくれる事もちゃんとあるし（なかなか写真は撮らせてくれないですが）、過度に他のチンチラさんと比較する必要もないよな。と思えるようになりました。

こたろうは警戒心が強い子なのかもしれないし。よく考えたら、チンチラ探しの旅をしてた時にいろんなペットショップのチンチラさんを見たり触ったりした際、最初っから抱っこウェルカムの子もいましたし全力で噛もうとしてくる子もいました。なので一概に、この飼い方が良いとか、この方法でなつくとかは言えないしもともとの性格もあると思います。

ペットショップで初めから抱っこができた子は、小さめのパイドちゃんでした。すごくかわいくて、この子だったら抱っこたくさん出来るなと思っていたのですが、その子より後に出会い、はるかに飼い主のハートにずきゅーーーーんと刺さった、こたろうの可愛さ。

温度管理方法やお掃除・部屋んぽとか、チンチラを飼う上での最低限のルールは既に良い情報がたくさん出ているので、そういった飼い方はもちろん守らないといけません。ただ「チンチラと仲良くなる為の飼い方」というのに決まった方法はないですし、難しく考える事もないと最近は思っています。

ましてやまだお迎えして1年ですし、もしかしたらこれからまた関係性も変わってくる（深まってくる）かもしれないですしね。もしそんな変化があったら、また定期的に発信していきたいと思っていますので、その為にもまずはこたろうに長生きしてもらわないとですね。

飼い主が考える、「チンチラになついてもらう方法」の結論は…以下の通り(普通！)。

以上　「チンチラがなつくまでの期間や方法、なつかせる飼い方は難しいのか…鳴き声で分かるってホント？」でした。