チンチラのチモシー、1番刈り・2番刈りの違いと選び方

チンチラのチモシー、1番刈り・2番刈りの違いと選び方 食事・飲み水

💡この記事でこんなことがわかります

・1番刈りと2番刈りの違い

・チンチラにはどちらを選べばいいのか

・1番刈りを食べないときの考え方

・同じ1番刈りでも品質が違う理由

・我が家で実際に使っているチモシー

・「今日はチモシーを食べていない?」と感じたときに見ていること

チンチラの主食といえばチモシーです。

が、いざ買おうとすると「1番刈り」「2番刈り」と違いがあって、「チンチラには1番刈りがいいの?2番刈りじゃダメなの?」と迷うことがあります。

私もチンチラを飼い始めた頃は、「なんとなく1番刈りの方がいいんだろうな」と思っていました。現在、我が家のチンチラ・こたろうには基本的に1番刈りを与えていますが、6年ほど飼ってきて思うのは「絶対に1番刈りじゃなきゃダメ」と、そこまでこだわらなくてもいいんじゃないかなということです。1番刈りをほとんど食べないのであれば、2番刈りを試してみてもいい。何番刈りか以上に、チモシーそのものをきちんと食べてもらうことの方が大事だと私は考えています。

この記事では、1番刈りと2番刈りの違い、そして実際にいろいろなチモシーを試してきた我が家の選び方についてまとめます。

チモシーの1番刈り・2番刈りとは?

「1番刈り」「2番刈り」というのは、簡単にいうとその年に何回目に収穫したチモシーなのかを表しています。最初に収穫されたものが1番刈り、その後再び伸びてきたチモシーを収穫したものが2番刈りです。

一般的には、1番刈りは茎が多く硬めで繊維質が多く、2番刈りは葉が多く柔らかめになる傾向があります。ざっくり比較すると、こんな違いです。

1番刈り2番刈り
収穫その年の最初1番刈り後に再び伸びたもの
多め少なめ
少なめ多め
硬さ硬め柔らかめ
繊維多めの傾向1番刈りより少なめの傾向
食べやすさ硬いものを残す子もいる柔らかいものが好きな子は食べやすい

ただし、これはあくまで一般的な傾向です。あとで詳しく書きますが、実際に何年もチモシーを買っていると、同じ1番刈りでもかなり違います。「これ本当に1番刈り?」と思うくらい柔らかいものもあれば、茎がものすごくしっかりしたロットもあります。

チンチラには1番刈りと2番刈り、どっちがいい?

我が家の場合、まずは1番刈りを選んでいます。1番刈りは比較的繊維質が多く、しっかり噛めるチモシーが多いためです。チンチラにとってチモシーなどの長い牧草を噛むことは、食物繊維を摂るだけでなく、伸び続ける歯をすり減らすうえでも大切だと言われています。

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だからといって、私は「チンチラなら絶対に1番刈り!」とは思っていません。幼体の頃のこたろうには、「まだ小さいから、柔らかい方が食べやすそう」という理由で2番刈りを買ったこともあります。正直、当時1番刈りと比べてどのくらい食いつきが違ったかまでは覚えていませんが、柔らかいのでそれなりによく食べていたと思います。その後は1番刈りでも普通に食べるようになったので、「だったら1番刈りでいいか」となり、今では基本的に1番刈りだけになりました。

1番刈りを全然食べないなら、2番刈りでもいいと思う

「うちのチンチラ、1番刈りを全然食べないんです。2番刈りにしてもいいですか?」と聞かれたら、私は「2番刈りでもいいんじゃない?」と答えます。食べない1番刈りをずっと置いておくより、柔らかい2番刈りならしっかり食べてくれるのであれば、その方がいいと思うからです。

2番刈りは1番刈りより柔らかく、葉の割合が多い傾向がありますが、牧草としての繊維も含んでいます。「1番刈りか2番刈りか」という表示だけを見るのではなく、その子が実際にどれくらい食べているかを見ることが大事だと思っています。

我が家は1番刈りを2種類常備しています

チンチラのチモシーは一番狩りか二番狩りのどちらがいいのか?

現在、我が家では1番刈りのチモシーを2種類常備しています。メインで使っているのはEXTOLEVEL(エクストレベル)の1番刈りチモシーで、サブとしてマルカンのバニーグレードチモシーも置いています。

2種類ストックしている理由は、チモシーには意外とロット差があるからです。エクストレベルは時期によるチモシーの状態なども公開していますし、我が家で買ってきた印象では比較的カスが少なく、1番刈りでも柔らかめのものが多いです。そのため現在はメインにしています。

ただ、「エクストレベルならものすごく食いつきがいい!」かというと、うちの場合は正直そこまで分かりません。ネットでは食いつきがいいという口コミを見ることもありますが、こたろうを見ていて、他のチモシーとものすごい差があるかというと微妙なところです。それよりも比較的カスが少ないことと、柔らかめの1番刈りが多いことが我が家では使いやすいポイントです。

一方チモシーは自然のものなので、毎回まったく同じではありません。「あれ、今回あんまり食べないな」というロットもあります。そんなときに少し味変できるよう、別メーカーのバニーグレードも置いています。単純に、メインのチモシーを切らしてしまったときの予備という意味もあります。

同じ1番刈りでも、チモシーの品質はかなり違う

チモシーを何年も買っていて、かなり感じるのがこれです。同じ「1番刈り」と書いてあっても、中身は毎回同じではありません。メーカーによる違いはもちろんありますが、同じ商品でもロットによって、葉が多い・茎が多い・粉っぽい・長くてしっかりしている・短いものばかり・1番刈りなのにかなり柔らかい、など結構違います。

だから私は、最近では「1番刈りだからOK」という見方はあまりしていません。何番刈りかは選ぶときの一つの目安で、実物の状態はまた別、くらいに考えています。

私が「今回のチモシー、ちょっとハズレかも」と思うポイント

長くチモシーを買っていると、袋を開けた瞬間に「あ、今回ちょっと微妙かも」と思うことがあります。私が見ているのは主に次のようなところです。

  • 開封したときのにおい:良いときは牧草らしい、抹茶のような良い香りがしますが、ハズレかなと思うものは、開けた瞬間にちょっと酸っぱいような、いつもと違うにおいがすることがあります。明らかに嫌なにおいがするときは、無理に与えません。
  • :新鮮そうなチモシーと比べて、全体的に色褪せて見えるものもあります。ただ、1番刈りには黄色っぽい部分が含まれること自体はあるので、「緑じゃない=ダメ」と単純に判断しているわけではなく、いつも買っている商品の状態と比べてどうかを見るようにしています。
  • 短いチモシーやカスが多い:袋の下の方になれば、どうしても粉や細かいチモシーは出てきます。我が家ではそういうものは無理に食べさせず、まとめて畑の堆肥にしています。特に気になるのは、最初から短くちょん切れたようなチモシーばかり入っているときで、こたろうもそういうロットはあまり食べません。

チモシーは「どこから買うか」も意外と大事だと思う

これは完全に私の実体験ですが、私は最近、普段あまりチモシーが売れていなさそうなお店では買わないようにしています。以前安さにつられて購入したことがあるのですが、届いたものを開けてびっくり。枯れたような見た目でカスカスで、しかも少し酸っぱいようなにおいがして、結局こたろうもまったく目もくれず、そのまま処分しました。

もちろん、どのお店でも保存状態が悪いとは限りません。ただチモシーも食品と同じで、長期間在庫されていれば状態は変わります。それ以来私は、価格だけではなく普段から牧草を定常的に扱っていて、ある程度商品の回転がありそうな販売店から買うようにしています。

今まで試した1番刈りチモシー

これまで、我が家ではいろいろなチモシーを試してきました。あくまで私が実際に購入したときの印象であり、同じ商品でもロットによって違うことを前提に見てください。

EXTOLEVEL(エクストレベル)

現在のメイン。比較的粉やカスが少なく、1番刈りの中では柔らかめのものが多い印象です。こたろうが特別ものすごく食いつくという感じではありませんが、品質と価格を考えて現在はここに落ち着いています。

バニーグレードチモシー

現在のサブ兼予備。メインのチモシーの食いつきがいまいちなときの味変にも使っています。

GEX おいしいチモシー

私が買ったときは、比較的しっかりした茎が多い印象でした。お値段はお手頃で良いです。

牧草市場 スーパープレミアムチモシー

硬さとしては、私の印象ではちょうど中間くらい。こちらも何度か購入しました。

パスチャーチモシー

比較的柔らかめという印象でした。硬い茎を残しがちな子なら、こういった柔らかめの1番刈りから試してみるのも一つだと思います。

どの商品も、粉やカスはある程度入っています。「この商品なら絶対にハズレがない」というものには、今のところ出会っていません。自然の牧草なので、ある程度は仕方ないのかなと思っています。

チンチラはチモシーをかなり選んで食べる

こたろうは、チモシーをかなり残します。特に好きなのは葉っぱの部分で、葉を選んで食べていることが多く、茎もたまにポリポリ食べています。やっぱり柔らかいものの方がおいしいんだろうなあ、とは思います。そして、チモシーをたくさん残すのは、こたろうだけが特別というより、チンチラ自身が好きなところを選びながら食べている面も大きいと思っています。そのため我が家では、「フィーダーに入れたチモシーを全部食べ切ったか」では判断していません。

我が家の「ちゃんと食べた」の基準

私が見ているのは、フィーダーの中にチモシーが残っているかどうかです。こたろうの場合、普通に食欲がある日は、フィーダーにパンパンに詰めたチモシーを全部引っこ抜きます。その後「これは食べる」「これはいらない」と選別しているようで、ケージの中にはかなり残りますが、フィーダーから全部引っこ抜かれているなら、とりあえずOKと考えています。

逆に、翌日になってもフィーダーにチモシーがそのまま残っていると、「あれ?そもそも今日は食欲がない?」と気になります。全部食べ切るかどうかより、いつものその子と比べてどうかを見るようにしています。

チモシーは毎日新しいものに交換

我が家では牧草フィーダーに、チモシーをパンパンになるまで挟んでいます。

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翌日には、残っているものも基本的に交換します。理由は、香りが飛んだチモシーはあまり食べないからです。新しいチモシーを入れようとすると、こたろうはすぐそばまでやってきて横で待っています(かわいい)。「あ、新しいやつ来た」と分かっているんでしょうね。

新鮮な牧草を毎日与えることは、チンチラの食欲を保つうえでも大切だと言われています。ちなみに我が家の場合、残ったチモシーは捨てずにまとめておいて、畑の堆肥にしています。

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1番刈りを食べないときはどうする?

「1番刈りを買ったのに全然食べない」という場合、私ならいきなり「うちの子は1番刈りが嫌いなんだ」とは考えません。

  • 別の1番刈りを試してみる:同じ1番刈りでもかなり違うので、硬い茎ばかりの商品を食べなくても、柔らかめの1番刈りなら食べることがあります。メーカーを変えるだけでもかなり違うので、まずは別の商品を試してみるのもありです。
  • 2番刈りを試してみる:それでも1番刈りをあまり食べないなら、2番刈りを試してみてもいいと思います。柔らかい葉が多い2番刈りなら、食いつきが変わるかもしれません。1番刈りを食べないままにするより、食べてくれるチモシーを探すことの方が大事だと私は考えています。
  • 2種類を混ぜてみる:我が家でも食いつきがいまいちなロットだったときは、ストックしてある別のチモシーを混ぜることがあります。香りや食感が変わるだけで、また食べ始めることもあります。

また、我が家ではどうしても食いつきが悪いとき、ごく少量のアルファルファの粉を香りづけとしてかけることもあります。ただしこれは我が家でたまにやっている方法です。

アルファルファはチモシーなどのイネ科牧草よりタンパク質やカルシウムが多く、健康な成体に日常的に与えるものではないので、あくまで少量のおやつ・香りづけ程度にとどめています。チモシーの代わりに大量に与える、という意味ではありません。

急にチモシーを食べなくなったら「好みかな?」だけで済ませない

この記事で、一番伝えたいのはここかもしれません。

いつもはフィーダーから全部チモシーを引っこ抜いているのに、今日はそのまま残っている。そんなとき私は「今回のチモシー、おいしくないのかな?」より先に、「体調悪い?」と疑います。もちろん結果的に「単に今回のチモシーが気に入らなかっただけだった」でも全然いいと思っています。間違っていてもいいから「あれ?」と思うことが大事です。

まず私は、うんちの量はいつも通りか、おしっこは出ているか、水はいつも通り減っているか、普段と動きが違わないか、などを確認します。そのうえで別のチモシーを出してみて、それでも食べない、あるいは何となく違和感が強いときは「チモシーがまずいのかなあ」と何時間も悩んでいるくらいなら、病院へ連れて行くようにしています。

チンチラでは歯の異常によって食べにくくなり、食欲低下や体重減少などが現れることがあります。飼い主にしか分からない、「なんか今日いつもと違う」という感覚は、結構大事だと思っています。

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まとめ|1番刈りにこだわりすぎず「ちゃんと食べているか」を見る

チモシーの1番刈りと2番刈りには、一般的にこんな違いがあります。

  • 1番刈りは茎が多く、硬めで繊維質が多い傾向がある
  • 2番刈りは葉が多く、柔らかめの傾向がある
  • 柔らかいものが好きなチンチラは、2番刈りの方が食べることもある

我が家では現在1番刈りをメインにしていて、初めてチモシーを選ぶなら、私ならまず1番刈りから試します。ただし、1番刈りをほとんど食べないなら、2番刈りを試してもOK!

また、同じ1番刈りでもメーカーやロットによって硬さ、葉と茎の割合、粉の量、香りなどはかなり違います。「何番刈りか」だけにこだわるより、この子はこのチモシーをちゃんと食べているか?を見る方が大切です。

そしてもう一つ、普段食べている子が急に食べなくなったら、「今日は好きじゃないのかな」で終わらせず、一度「あれ?」と思ってみてください。何もなければそれでOKですが、その小さな違和感が体調不良に気づくきっかけになることもあります。我が家もこれからも、1番刈り・2番刈りという表示だけではなく、こたろう本人がどう食べているかを見ながらチモシーを選んでいきたいと思います。

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