チンチラが「カチカチ」「ギリギリ」「ゴリゴリ」と歯を鳴らしていると、「これって歯ぎしり?病気なの?」と心配になりますよね。
チンチラの歯ぎしりには、感情表現や歯に何か挟まったときなどに見られるものもあります。一方で、強い歯ぎしりが長時間続く、食欲が落ちる、体重が減る、よだれが出るなどの変化を伴う場合は、歯のトラブルも考える必要があります。
我が家のチンチラ・こたろうも、ある日突然「ゴリゴリ」という強い歯ぎしりを何時間も続け、不正咬合を疑って動物病院を受診したことがあります。
この記事では、チンチラが歯ぎしりをする理由と音の違い、不正咬合を疑うサイン、そして実際に受診したときの体験を紹介します。
■ こんな内容を書いています
・チンチラの歯ぎしりの理由と音の種類
・不正咬合を疑った「前兆」と実際の症状
・不正咬合になるとどうなってしまうのか?
チンチラが歯ぎしりするのはなぜ?カチカチ・ギリギリ・ゴリゴリの意味
音だけで原因を断定はできないですが、一般的にはこのように言われています。
| 音・様子 | 考えられること |
|---|---|
| カチカチ | コミュニケーション、口内の違和感など |
| ギリギリ | 警戒・不快感など |
| ゴリゴリ・ガリガリが続く | 歯や口内の違和感も疑う |
| 歯ぎしり+食欲低下・体重減少など | 動物病院への相談を検討 |
チンチラが歯ぎしりをする理由は、大きく分けて2パターンあります。
- 感情表現(コミニュケーション・イライラなど)
- 歯への違和感(不正咬合、歯の間に物が詰まっているなど)
音の種類によってある程度見分けることができます。
- カチカチ:甘えたい、コミュニケーションを取りたい、軽く歯の詰まりを取っている
- ギリギリ:イライラしている、怖がっている、警戒中
我が家では甘えの「カチカチ」を聞いたことがなく、甘える時は「プップッ」と鳴くタイプなのですが…ある日突然、こたろうが「ゴリゴリ」「ガリガリ」という強い歯ぎしりを何時間も続け始めたのです。
【体験談】こたろうの不正咬合疑惑と「気になる前兆」

これまでの行動で気になっていたこと
こたろうが急に歯ぎしりを始めた時の事を振り返ります。
体重はいつも通りで変わりなく、出るものもちゃんと出てるし、見た感じいつもと同じで異常はありませんでした。ただ、歯ぎしりが始まる少し前から実は気になっていたことがあったのです。
・たまにエアもぐもぐをしている
・やわらかいチモシーばかり選んで食べている
ケージ内にはかじり木を入れてあり、いつも粉々にするまでかじっていました。ただ、かじり木で使うのは「前歯」であり、不正咬合になりやすいのは「奥歯(臼歯)」です。
ただ、不正咬合は奥歯が多いのに対してかじり木は前歯を使うので、もしかして奥歯があまり使えていなかったのかも…と不安になりました。というのも、もともとこたろうは柔らかいチモシーやチモシーの穂を好んで食べていたので、すり潰す力や回数が少なかったのかも、と思ったのです。
チモシーの1番刈り・2番刈りの違いや選び方についてはコチラの記事で↓

※こたろうに限らず、大体のチンチラさんはそうみたいですが。
ずっとゴリゴリするのは不正咬合の疑いあり。という記事も多く見かけたので、やっぱりそうなのかしら…と不安になりつつ、なでてみたり、気をそらせてみたり色々やってみたのですが、ほぼ丸1日歯ぎしりがおさまりませんでした。
「早い方がいい!」と判断し、仕事終わりに電車で30分かかる動物病院へ駆け込みました。
普段からライトキャリーにシーツやかじり木コーンをセットして保管していたため、すぐに出発できました。
こたろうの歯の状態はどうだったのか
動物病院の先生によると、前歯はとても綺麗で、奥歯の一部がほんの少し斜めに伸びているものの、口の中を傷つけるほどではなく伸びすぎてもいないとのこと。「しっかりチモシーを食べていれば問題ないので様子見で大丈夫」と言っていただけました。
結局今回の「ゴリゴリ歯ぎしり」の原因は、先生いわく「歯の間に何か詰まって嫌だった可能性が高い」とのことでした。人間でも歯に物が挟まると気になりますが、チンチラも同じなんですね。
不正咬合を疑うサイン・進行するとどうなる?
今回の診察で、先生から不正咬合の本当の怖さについても教えてもらいました。
- 伸びた歯が口内を傷つけ、激痛でご飯が食べられなくなる
- 伸びすぎた歯の根元が眼球を内側から突き上げる形になり、ご飯を噛むたびに目がゆれる・動くことがある
「噛むたびに目が動く」というお話を聞いてゾッとしました…。
歯ぎしりだけで不正咬合と判断することはできませんが、次のような変化が一緒に見られる場合は注意が必要です。
・強い歯ぎしりが長時間続く
・チモシーやペレットを食べる量が減った
・体重が減ってきた
・よだれが増えた、口元が濡れている
・硬いものを避けて柔らかいものばかり食べる
・食べようとするのに、うまく食べられない
チンチラは体調不良を隠すこともあるため、「いつもと違う」が続く場合は、歯だけでなく食欲や体重も合わせて確認しておくと安心です。
まとめ
言葉を話せないチンチラだからこそ、日頃のちょっとした仕草(エア咀嚼や食好みの変化)や音の変化に気づいてあげることが大切だと実感しました。
今回は「歯に物が挟まっていただけ」で笑い話で済みましたが、もし本当に不正咬合だったとしても、信頼できる先生に出会えたことは大きな収穫でした。大事な家族を守れるのは飼い主だけです。みなさんもぜひ、安心して診てもらえる「かかりつけ医」を見つけてあげてください。
💡歯の状態は、定期的な健康診断や日々の体重チェックでも早期発見につながります。
定期的な健康診断の内容や費用はコチラの記事で↓

日々の体重管理のポイントはコチラの記事で↓解説しています。

「様子がおかしいな」と思ったら、早めに動物病院に相談してあげてくださいね。



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